外反母趾はハイヒールや合わない靴のせいじゃなかった?

ハイヒールを履かなくても外反母趾になる?

少し前まで外反母趾の主な原因は、ハイヒールやパンプスを履くと足の親指が圧迫されるからだといわれてきました。

外反母趾は女性に多くみられるため、女性しか履かないハイヒールやパンプスが原因と考えられてきたからです。

外反母趾研究所の患者様の統計でも男女比は「男性1:女性9」と圧倒的に女性の方が多く来院されています。しかし、実際に患者様のお話を伺うと、10~20代の頃しかハイヒールやパンプスを履いていないとか、ほとんど履いたことがないという方が大多数です。

中にはハイヒールやパンプスに縁のない小・中学生の患者様もいらっしゃいます。

男性患者様については、もちろんハイヒールやパンプスを履いた経験などありませんが、それでも外反母趾でお悩みの方がいらっしゃるのは紛れもない事実です。

このような現状から、外反母趾研究所の古屋代表は外反母趾の根本原因が靴ではなく他にあるはずだと考えていました。そして、5,000人以上の患者様と接してきた結果、男女や年齢に関係なく外反母趾の患者様に “ある共通点”を発見しました。

外反母趾になる人の共通点とは?

それが、外反母趾になる方は全員が『指を使わない歩き方』をしているということでした。

外反母趾研究所では、『指を使わない歩き方』をすることで、足指に関連する筋力が衰える(足の退化)ことが外反母趾の根本原因だと考えています。

退化とは、「衰えたり規模が小さくなったりすること」なので、小・中学生でも幼児期からずっと『指を使わない歩き方』をしていれば足は退化して外反母趾になります。

ハイヒールやパンプスを履かない中高年になって急に外反母趾が進行するのは、退化している足に老化が加わり筋力低下が加速することが大きな要因だと考えています。

もちろん、このような筋力が低下している足でハイヒールやパンプスを履けば、親指は圧迫されて曲がってしまうのは当然のことでしょう。

だからといって、筋肉を鍛えようと『間違った歩き方』でむやみに歩いても、かえって足を壊してしまう結果となってしまいます。

ぜひ、靴ばかりに目をむけるのではなく、【指を使う正しい歩き方=『ゆりかご歩き®』】を行って外反母趾を改善してください。

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