外反母趾とは、足の親指が付け根から「くの字」に変形した状態をいいます。
症状が進むと、歩く際につらい痛みを伴います。また、長時間歩いて靴を脱いだ後に痛むケースもあり、どちらも「歩き方」が「痛み」に大きくかかわっています。
当協会では、「変形」と「痛み」の原因は「歩き方」にあると考え、これまで「歩行改善」で、多くの方の痛みを改善してきました。
外反母趾の患者様の 80~90%は女性だと言われています。これは女性がハイヒールを履くためと思われがちですが、実は男性に比べて筋力の弱い女性の方に「間違った歩き方」の影響がより強く現れるためです。
長年の「間違った歩き方」により足の筋肉が衰えると、親指がくの字に曲がるなどの変形が起こり、歩く際などにつらい痛みを伴います。
また、足の横幅が広がる「開張足」や、指が浮き上がる「浮き指」「足裏タコ」「魚の目」など、様々な足のトラブルを伴う場合がほとんどです。
軽症のうちは、自覚症状がなく自分では気が付かない場合がありますが、加齢などによる筋肉の衰えとともに症状が進み「変形」「痛み」などの自覚症状が現れ、悪化していきます。重度になると歩行や一般生活が困難になる場合もあります。
軽度・中度のうちに「歩行改善」することで、痛みを改善することができます。