あなたの足指、しっかり使えていますか?外反母趾が気になる方に知ってほしい「足指の使い方」

「最近、足が疲れやすい」
「立っていると足元が安定しない気がする」
「以前より足指が動かしにくくなった」
そんな感覚はありませんか?
外反母趾が気になると、どうしても「親指がどれくらい曲がっているか」「靴が当たって痛くないか」といった部分に目が向きます。
しかし、日常生活の中では、足指を自分で動かせているか、立ったり歩いたりするときに足指をどのように使っているかにも目を向けてみましょう。
今回は、普段あまり意識することのない「足指の使い方」についてご紹介します。
目次
まずは自分の足指をチェック!
裸足になって、自分の足指を動かしてみてください。
次のようなことはありませんか?
・足指を自分の力で開きにくい
・歩いているとつまずくことがある
・足裏が疲れやすい
・靴の中で足が動いてしまう
・立ったときに足指へ力を入れにくい
当てはまるものがあれば、「自分は普段、足指をどう使っているだろう?」と考えるきっかけにしてみてください。
大切なのは、項目にいくつ当てはまったかだけで「足に問題がある」と判断することではありません。
自分の足の状態を知るためのチェックとして活用しましょう。
なぜ「足指」に注目するの?
私たちの足は、立ったり歩いたりするときに身体を支える土台となります。
そして足指も、立位や歩行の際に地面と接し、身体を支える役割に関わっています。
ところが普段の生活では、足指一本一本の動きを意識する機会はあまりありません。
実際に裸足になって、
「足指をグーにしてください」
「次はパーにしてください」
と動かしてみると、
「思ったより開かない」
「小指だけ動かしにくい」
「左右で動き方が違う」
など、自分でも気づかなかったことが見つかる場合があります。
外反母趾が気になる方も、親指の角度だけを見るのではなく、こうした足全体の動きや使い方に目を向けてみることが大切です。
外反母趾は「靴だけ」の問題ではありません
「外反母趾になるのは、合わない靴を履いているから」
そう思っている方も少なくありません。
もちろん、履いている靴は足にとって重要です。
しかし、外反母趾には遺伝的・解剖学的な特徴、性別、靴など複数の要因が関係するとされています。
そのため、
「この靴をやめれば大丈夫」
「足指だけ鍛えれば外反母趾を防げる」
と単純に考えるのではなく、自分の足の状態や靴、日常の動作などを総合的に見ていくことが大切です。
今日からできる「足を見直す3つの習慣」
難しいトレーニングから始める必要はありません。
まずは日常生活の中で、次の3つを意識してみましょう。
1.足指を動かしてみる
裸足になって、足指をゆっくり「グー」「パー」と動かします。
10回程度を目安に、無理のない範囲で行ってみてください。
ポイントは、回数をこなすことよりも、
「自分の足指がどの程度動いているのか」
を確認することです。
左右差があるか、どの指が動かしにくいかなども観察してみましょう。
2.靴の中で足指が圧迫されていないか確認する
毎日履いている靴も確認してみましょう。
つま先部分が狭すぎたり、足に合っていなかったりすると、足指が圧迫されることがあります。
靴を選ぶ際には、単純に大きなサイズを選ぶのではなく、足長や足幅、つま先の形などを確認し、自分の足に合ったものを選ぶことが重要です。
また、靴の中で足が大きく動いてしまう場合も、サイズやフィット感を見直してみましょう。
3.自分の「歩き方」に目を向ける
そして、私たちが特に注目しているのが歩き方です。
歩くことは、多くの方が毎日繰り返している動作です。
だからこそ、
「自分はどのように足を着いているのか」
「歩いているときに足指はどうなっているのか」
「左右で歩き方に違いはないか」
など、普段の歩行そのものに目を向けてみましょう。
無理に特定の着地方法や蹴り方をつくろうとするのではなく、まずは自分が普段どのように歩いているのかを知ることから始めます。
ゆりかご歩き®では「歩行」から足を考えます
ゆりかご歩き®では、足元から身体へとつながる「歩行」に注目しています。
外反母趾というと親指だけに目が向きやすいですが、人間は親指だけを使って歩いているわけではありません。
足指、足裏、足首、そして身体全体を使って歩いています。
そのため私たちは、外反母趾が気になる方にも、足の一部分だけではなく、日常生活の中で繰り返している歩行を含めて足元を見直していくことを大切にしています。
まずは今日、自分の足指を動かしてみよう
普段、自分の足指をじっくり見ることは意外と少ないものです。
まずは今日、裸足になって足指をグーパーしてみてください。
「ちゃんと開くかな?」
「左右で違いはあるかな?」
「親指以外の指も動いているかな?」
そんな小さな確認が、自分の足に関心を持つきっかけになります。
そして、足指だけを見るのではなく、靴や歩き方なども含めて、毎日使っている自分の足と向き合ってみましょう。
なお、親指の付け根などに痛みがある、変形が進んでいる、歩行に支障があるなどの場合は、無理に足指運動を行わず、医療機関などの専門家に相談してください。
未来の足のために、まずは「自分の足を知ること」から始めてみませんか?















